専門看護師(CNS)の給与事情から資格の取り方までを詳しくご紹介
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看護師のキャリアアップの一つに「専門看護師になる」という選択肢があります。
特定の分野に絞り、その分野における専門性を高め、よりプロフェッショナルな立場で働くことで看護師としての人材価値を高めることにつながります。
このページでは、専門看護師に関する様々な情報をご説明していきます。
目次
※ページ内の該当箇所にジャンプします。
・専門看護師とは?
・専門看護師の種類と都道府県別の数
・認定看護師との違い
・専門看護師の年収や手当について
・専門看護師の転職先
・専門看護師としてのメリット・デメリット
・専門看護師になるには?
・専門看護師を目指す人向けの参考・推薦図書
・まとめ
専門看護師とは?
専門看護師はCNS(Certified Nurse Specialist)とも呼ばれ、「ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する」と認められた看護師ことをいいます。
いわば、「各医療分野における看護師のスペシャリスト」ともいえる存在です。
専門看護師になるには、日本看護協会の専門看護師認定試験に合格する必要があります。
専門看護師制度は1994年に発足。現在は各専門分野(全13分野)において、合計1,862人(2017年2月22日時点)の専門看護師が、様々な役割を果たすことを目的に活動しています。
専門看護師の登録者数推移
※ジョブデポ看護師より
専門看護師の数は増加傾向にあるものの、全体の看護師数(約150万人)と比較すると、まだまだ数は少なく、希少価値の高い人材であるといえます。
近年ではNHKのテレビ番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』で北村愛子さん(「急性・重症患者看護」専門看護師)や田村恵子さん(がん看護専門看護師)が紹介され、その認知度も徐々に高まってきました。
専門看護師が担う役割
専門看護師が果たす役割は次の6つが定義付けられています。卓越した看護師スキルはもちろん、チーム医療を引っ張るリーダー的人材としても期待されています。
実践 | 専門分野において卓越した看護を実践する |
---|---|
相談 | 看護師やケア提供者にコンサルテーションを行う |
調整 | 患者を含めた医療・保険・福祉に携わる人々の間をコーディネートする |
倫理調整 | 倫理的な問題や葛藤の解決を図る |
教育 | 看護者に教育的役割を果たす |
研究 | 専門知識・技術向上や開発をはかるため研究活動を行う |
レベル維持のため5年毎の更新試験を実施
専門看護師の特徴の一つに、更新試験の存在があります。
専門看護師は認定試験に合格した後も、専門看護師の資格にふさわしいレベルを保持していかなければいけません。
そのため、看護実績や教育活動、社会活動、研究成果などをまとめて、5年毎に更新試験を受けることが求められています。
単なる資格職ではなく、実務的にも資格にふさわしいパフォーマンスを維持し続けることが重視されます。
専門看護師の種類と都道府県別の数
専門看護師は、医療のニーズに合わせ、13の分野(※遺伝看護、災害看護は17年12月誕生見込み)が設定されています。
各分野の名称と概要は下記の通りです。
また、都道府県別に登録者数もまとめていますので併せてご参照ください。
専門看護師の分野別一覧
※分野名をクリックするとそれぞれの詳細ページに飛びます
分野 | 概要 |
---|---|
がん看護 | がん患者の苦痛を理解し、QOL(生活の質)の視点で高レベルな看護を提供 |
精神看護 | 直接ケア、相談、調整、倫理調整、教育、研究等の方法で、ケアの質向上を図る |
地域看護 | 産業保健、学校保健、保健行政、在宅ケアの領域で質の高い看護を提供 |
老人看護 | 高齢者の尊厳を大切に、ニーズに応じたケア、生活の支援を行う |
小児看護 | 子供達が健やかに成長出来るよう、療養生活を支援し、質の高い看護を提供する |
母性看護 | 女性と母子が看護対象。周産期母子援助、女性の健康への援助がメイン |
慢性疾患看護 | 慢性的な心身の不調を持つ人に、慢性疾患の管理や療養支援などを行う供 |
急性・重症患者看護 | 患者への集中的看護と、本人や家族、医療スタッフとの調整で最善の治療を支援 |
感染症看護 | 感染症患者に質の高い看護を提供し、施設や地域における感染予防対策を行う |
家族支援 | 患者を含む家族本来のセルフケア機能を高め、主体的に問題解決できるよう支援 |
在宅看護 | 在宅で療養する患者とその家族が、日常生活を送りながら療養を続けることを支援 |
遺伝看護 | 対象者の遺伝的課題を見極め、QOL向上を目指した生涯にわたる療養生活を支援 |
災害看護 | 災害の特性をふまえ、限りある人的・物的資源で、適切な看護を提供する |
都道府県別・分野別専門看護師登録者数(2017年2月22日時点)
がん | 精神 | 地域 | 老人 | 小児 | 母性 | 慢性疾患 | 急性・重症患者 | 感染症 | 家族支援 | 在宅 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | 35 | 14 | 2 | 8 | 5 | 2 | 12 | 15 | 1 | 1 | 1 | 96 |
青森 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
岩手 | 9 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 16 |
宮城 | 8 | 4 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 | 2 | 4 | 0 | 0 | 29 |
秋田 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 |
山形 | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 |
福島 | 5 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 13 |
茨城 | 6 | 2 | 0 | 2 | 5 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 21 |
栃木 | 8 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 1 | 4 | 0 | 0 | 1 | 20 |
群馬 | 18 | 1 | 1 | 6 | 0 | 3 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 34 |
埼玉 | 17 | 8 | 0 | 3 | 5 | 0 | 4 | 4 | 2 | 0 | 0 | 43 |
千葉 | 29 | 7 | 0 | 3 | 11 | 0 | 6 | 7 | 1 | 2 | 1 | 67 |
東京 | 109 | 90 | 7 | 16 | 42 | 5 | 21 | 44 | 11 | 9 | 7 | 361 |
神奈川 | 61 | 23 | 2 | 8 | 18 | 4 | 7 | 27 | 4 | 11 | 0 | 164 |
新潟 | 11 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 21 |
富山 | 8 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 13 |
石川 | 8 | 1 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 17 |
福井 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 |
山梨 | 3 | 6 | 0 | 3 | 0 | 3 | 5 | 3 | 2 | 0 | 2 | 27 |
長野 | 4 | 3 | 0 | 1 | 5 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 17 |
岐阜 | 16 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | 31 |
静岡 | 22 | 0 | 0 | 3 | 6 | 1 | 6 | 5 | 1 | 0 | 0 | 44 |
愛知 | 38 | 11 | 0 | 7 | 6 | 4 | 4 | 10 | 7 | 6 | 1 | 94 |
三重 | 14 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 23 |
滋賀 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 19 |
京都 | 21 | 2 | 1 | 3 | 2 | 4 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1 | 41 |
大阪 | 50 | 14 | 4 | 5 | 12 | 16 | 18 | 24 | 4 | 4 | 7 | 158 |
兵庫 | 39 | 18 | 0 | 13 | 14 | 9 | 16 | 17 | 1 | 5 | 4 | 136 |
奈良 | 9 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 19 |
和歌山 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 8 |
鳥取 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
島根 | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 10 |
岡山 | 15 | 5 | 0 | 0 | 4 | 1 | 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 35 |
広島 | 21 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | 6 | 1 | 0 | 1 | 0 | 36 |
山口 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 | 0 | 10 |
徳島 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 |
香川 | 6 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 16 |
愛媛 | 7 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 12 |
高知 | 13 | 5 | 0 | 3 | 7 | 0 | 2 | 2 | 0 | 5 | 5 | 42 |
福岡 | 24 | 7 | 0 | 2 | 6 | 0 | 6 | 5 | 3 | 0 | 0 | 53 |
佐賀 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
長崎 | 6 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 13 |
熊本 | 6 | 5 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 18 |
大分 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 12 |
宮崎 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 10 |
鹿児島 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
沖縄 | 5 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 11 |
海外 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
合計 | 713 | 265 | 25 | 107 | 184 | 64 | 149 | 223 | 44 | 52 | 36 | 1862 |
専門看護師と認定看護師の違い
日本看護協会が認定する資格は、専門看護師の他、認定看護師と認定看護管理者があります。
それでは、専門看護師と認定看護師にはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの項目を表にまとめてみましたのでご参照ください。
専門看護師 | 認定看護師 | |
---|---|---|
一言でいうと? | 看護ケアのスペシャリスト | 臨床現場のエキスパート |
役割 | 実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究 | 実践・相談・指導 |
ケアの対象 | 患者とその家族 | 患者 |
制度誕生年 | 1994年 | 1995年 |
分野数 | 13 | 21 |
人数(2017年2月時点) | 1,862人 | 17,250人 |
資格取得条件 | 看護系大学院に2年通う | 看護系の教育機関に6ヶ月通う |
試験合格率 | 78.7%(2016年実績) | 93%以上 |
更新審査期間 | 5年ごと | 5年ごと |
より臨床現場に特化して、専門的なスキルを発揮するのが認定看護師。認定看護師の分野数が専門看護師に比べ、より細分化されて多くなっているのがその表れといえます。
一方、患者以外にもその家族や周囲、地域といった多くの人々と関わりながら看護を行うのが専門看護師になります。
役割の項目に「教育」「研究」も含まれ、臨床現場のみならずそれぞれの分野を俯瞰しながら、看護に取り組むことが出来ます。
専門看護師の人数が少ないのはなぜ?
専門看護師の登録人数は、認定看護師の登録人数に比べ、わずか10分の1程度しかありません。
なぜここまで大きな差が開いているのでしょうか?
大きな要因の一つは、取得条件の厳しさにあります。
表に記載があるように、専門看護師の資格を取得するには、看護系大学院に2年間通う必要があります。
この期間中、仕事と通学の両立が難しく、多くの人が看護師を退職や休職をして勉強に専念する必要にせまられます。
期間中は収入がない状態になってしまうため、経済的事情により断念してしまうのです。
もちろん中には、通学期間中はアルバイトとして雇ってくれたり、奨励金を出してくれる理解ある病院もあります。
そのため、専門看護師を目指す人は、事前に支援をしてくれる病院に転職をすることも少なくありません。
専門看護師の年収や手当について
専門看護師の取得後、年収がどのように変化するか気になる所です。
専門看護師になると手当が付き、お給料に反映されます。
手当の相場ですが病院毎に当然異なり、1〜3万円までの幅があります。
より細かくみると、国立病院機構で5,000円程度、専門性を求めている病院では2万円以上といった具合です。
看護師の平均年収は519万円(平成27年度人事院統計調べ)ですから、手当分を換算すると、最大で555万円となります。
賃金処遇に変化がないケースも
一方で、資格取得後にも関わらず、昇給なし・手当なしだった方も約6割存在します。
まだ専門看護師に対する理解が浸透していない状況で、専門看護師はより高く評価してくれる施設を探す必要がありそうです。
※2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査 日本看護協会より
このように、現状の人材価値に対し、給与面はまだ追いついていない印象を受けます。
しかしながら、少子高齢化が本格的に進行するこれらの日本において、専門分野に強みのある看護師の存在はますます重要になり、給与面においても徐々に反映されてくると推測されます。
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専門看護師の転職先
専門看護師にはどのような職場が用意されているのでしょうか?
専門看護師の高いスキルを必要としている所、それはクリニックや小規模経営の診療所よりも、総合病院、大学病院、専門病院といった大規模施設の職場です。
たくさんの患者やその関係者、医療スタッフがいる職場において、取りまとめ役となり、リーダーシップを発揮できる人材を求めています。
より影響力の大きい医療施設こそ、専門看護師が活躍出来るフィールドなのです。
参考として、最初にお伝えした、北村愛子さん(「急性・重症患者看護」)は大阪府りんくう総合医療センター市立泉佐野病院の急性期ケア推進室室長・副看護局長から、大阪府立大学看護学部の教授に転身。
また、「がん看護専門看護師」の田村恵子さんは、淀川キリスト教病院勤務のホスピス主任看護婦長から京都大医学研究科教授に転身し、共に後進の育成に従事しています。
専門看護師のメリット・デメリット
専門看護師として働くにあたっての利点とデメリットをまとめてみました。
メリット
・専門分野でより活躍しやすくなる
・付加価値が付き、望むキャリアが歩みやすくなる
・影響力が大きくなり、やりがいが増す
・役職がついたり、手当がついたりする
デメリット
・人材価値ほど現状では大きな待遇改善はされない
・資格を取るのに時間とお金がかかる
資格取得直後に劇的に待遇が改善するというわけではありませんが、専門看護師としてキャリアを重ねることで、信頼度や評価度合いが上がっていきます。
そして、医療業界において、自分の希望に沿ったキャリアを歩みやすくなるのが専門看護師の大きな利点です。
専門看護師になるには?
お伝えしたように専門看護師になるには、日本看護協会の専門看護師認定審査に通らなければいけません。
しかしながら、誰もがこの試験を受けられるわけではなく、日本国の看護師免許を有した上で、次の2つの条件を満たす必要があります。
●実務経験を5年(うち3年以上は専門看護分野の実務)以上積んでいること
●看護系の大学院を修了して所定の単位(総計26単位または38単位)を取得していること
最短での取得を考えたとしても、大学院の修士課程の修了が24歳。ここから5年の実務が必要となるので最も早く取得出来るのが29歳となります。
実際、今までの最年少合格とされているのが、2011年12月に29歳で合格した木村藍子さん(家族支援分野)です。
看護系大学院への入学について
看護系大学院へは13分野の中から選択した専門分野と「クリティカルケア看護」を学ぶことになります。
選択する専門分野により、入学する大学院も異なります。
日本看護協会の教育機関検索では専門分野毎に学べる大学院を検索出来るので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
入学後の2年間は勉強が生活の中心となり、収入が減ることが予想されます。それまでに貯金を貯めたり、奨学金制度を活用するといったことが必要となります。
専門看護師認定審査について
専門看護師認定審査は例年2つの審査が行われます。既にお伝えしましたが2016年度の合格率は78.7%でした。
1次審査 | 書類審査 | 7月12日〜8月31日 |
---|---|---|
2次審査 | 看護実績報告書、筆記試験 | 11月1日 |
・試験時間120分
・審査料50,760円(税込)
・認定料50,760円(税込)※合格者が対象
このように専門看護師になるためには何年も準備がかかり、周囲の理解と協力が必要になってきます。
そのための環境作りが非常に大切であり、目標にまい進出来る環境を整えることから始めると良いでしょう。
専門看護師を目指す人向けの参考・推薦図書
専門看護師を目指すにあたり、役に立つ本をご紹介いたします。
3780円 |
|
9領域14名の専門看護師が24事例を挙げ、思考プロセスと高度実践を展開。オンライン提出用の実務研修の事例として役立ちます。 |
4860円 |
|
倫理的な事例の問題の扱い方に関する基本事項から、分野別の倫理場面の対応と考え方などを掲載。内容が濃く、読み応えがあります。 |
6912円 |
|
看護系大学院生、学部生の基礎教養として知っておくべき看護理論家と看護理論が書かれています。 |
まとめ
専門看護師は看護師のキャリアを極めるためのわかりやすい選択肢の一つです。
専門看護師と認定されれば活躍するフィールドは一気に広がり、以降のキャリアは全く異なるものになるでしょう。
しかしながら、資格の取得には多くの年月を要し、特に大学院に通う期間は経済的な要素も考えなければいけません。
そのためには、資格取得に理解のある職場に転職するのも一つの手です。
例えば、大阪医科大学附属病院では、働きながら大学院に通えたり、休職して奨学金制度を活用出来ます。
今後、このような病院側の理解と対応がさらに広がっていくことが望まれます。
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